- 主要中国冷凍野菜の日本への輸入状況
現在(4月)中国産冷凍野菜の輸入量は、同月比で112%相当約20.5万トンとなっており、冷凍野菜全体の輸入量に関しては約6%の増加が見られます。金額ベースでは4%の増加となっております。
6月から7月にかけて台風の活動が徐々に活発化してきます。生育中の野菜への影響、船の遅延等様々な障害が毎年懸念されるため、今年も注意が必要です。
また世界ではロシア・ウクライナ紛争に加えて、イスラエルとイランの対立がさらに激化しています。これが今後どのような影響を及ぼすのか、注視する必要があると思われます。
・ほうれん草
現在の輸入量は前年比19%増の約19千㌧で推移しています。
・ブロッコリー
現在の輸入量は前年より39%増の約17千㌧で推移しています。
・なす
収穫は始まっており、作柄は例年並みとなっています。
・枝豆
生育は順調です。収穫・加工開始は6月末から7月上旬になる見込みです。
・いんげん
収穫・加工が始まりました。収穫最盛期には価格が下がると思われます。
- 2025年4月日本へのフレンチフライ輸入量
2025年4月のポテト輸入量が公表されました。先月同様に1~4月の累計で見ますとヨーロッパのみ苦戦で北米、中国、インドが全体数量で大きく牽引している形になっている。
ヨーロッパは特に1月出航以降3月もしくは4月の日本着で新年の契約が始まったため低調さは当分続くと思われる。
